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4630万円誤振り込み問題の問題点

概要

山口県阿武町(あぶちょう)で2022年4月から5月に起きた問題。

10万円x463世帯に振込すべき点を、色々不手際が起きた結果、4月に入ったばかりの役人が間違えて「1枚の振込用紙に、1世帯の名前と口座、4630万円を記入、提出」し、後日、その男に振り込まれる。

振り込まれた男は「自分のお金ではない」ことを認識しながら、他の口座に振り替えたり、オンラインカジノに使用。誤振り込みに気づいた役場の職員が返金を求めたが返金に応じず、相当、日にちが経ってから警察に逮捕された。

しかし逮捕後、町側の弁護士らの奮闘により4299万円相当のお金が「役場に返金」または「仮押さえ」できた、珍しい事件。

 

・役場の問題点

振込作業に上司のチェックがないのが異常。金額に関係なく、普通の企業なら二重チェックをするはず。役場こそするべき。新人職員を非難する声が一部にあるそうですが、間違えは誰にでもあるもの、というシステムで働くのが基本、だからこその組織、団体と私は思うので、この件での非難は間違っています。

 

・銀行の問題点

依頼主が「役場」とわかっているのにも関わらず、「異常な高額」に対しても「確認の連絡をしなかった点」が銀行の落ち度。

役場が1世帯に「高額を振込むこと自体」が、あり得ない。ならば、実行する前に電話1本入れるぐらいのサービスは、銀行がしても良いはず。銀行にとって、役場は優良顧客であるのは明白なので。

 

・男の問題点

「自分のお金ではない」と認識しながら、「お金を下す、他の口座に振り替えた」のが間違い。

もし、振り込まれた金額に対し、1円も下ろさず、振り替えなかったら、罪に問われることはなかったはず。

「移す、下す」という行為自体が「思惑があった」とみなされるので。

そして「オンラインカジノで全部使った」と言いながら、結局、大半が口座に残っていたのが、謎もしくは何等かの意図があったのでは?と思いました。

「嘘をついたのは、ほとぼりが冷めたら自分のお金にするためにいったん他の口座に移動させた、つまりマネーロンダリングをするためではないのか?」という疑念を、私は持ちました。

よってもし彼が、役場の職員が返金を求めた時に素直に応じていたら、あるいはお金を下したり、他の口座に振り替えていあなかったら、彼は無実だった可能性が大きいと思います。

それだけに彼の行動、言動は残念です。

 

・最後に

5年位経ったら、「そういう事件があったな」ということになると思います。

そのころになれば「山口県阿武郡阿武町」と聞いて、「あ、あの阿武町ね」という感覚になっている人が大半なので、

阿武町の知名度をあげた出来事、と思えるようになっていると思います。

 

そのうえで、「誤送金」は誰にでも、どの企業でもあり得ることなので、「そうなった場合の法整備」を日本政府、国会が早急に実施すべきと認識した良い機会、ととらえるべきだとも思います。

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