2月下旬、地元テレビ局のニュースを見ていたら
「天満屋(デパート)で美術品処分市が行われ、なんとあのバンクシーの絵も販売されています。お値段は1千万円。もちろん、本物である証明書もついていて、もうすでに(抽選?)予約が複数入っているそうです。ちなみに、この処分市で一番高いのは●●(作家名は憶えていません)の作品でバンクシーよりも高い、1500万円だそうです」
という話題が流れていました。
(ニュース原稿は一度聞いただけのうろ覚えなので、あくまでも概要です)
正直、美術品にうとく、パソコンで作業をしながらニュースを「聞いていた」だけなので、映像の方は全く見ておらず、アナウンサーの「バンクシー」「1千万円」「証明書」「美術品処分市」というワードだけ頭に残ったままでした。
それから数日、ふと、「あのバンクシーの処分市の話題はあの日だけだったが、あの後ニュースにならなかったのはナゼ?」と思い出したので、ネットで調べてみました。
・作品名として原題「APPLAUSE」 参考サイト
(管理人補足:訳は拍手)
・「ジェット機空母」とも呼称されている
・東京のとある画廊のサイトでは
「シルクスクリーン作品(詳細)、2006年、限定500部」
と書かれていました。
・当時のニュース映像の一部(検索結果から)
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「人気の現代アートやアンティークなどの美術品を集めた在庫処分市が天満屋岡山店で始まりました・・・美術品在庫処分市です」
結論
・「岡山市で2021年2月、バンクシーの「APPLAUSE」という作品が1千万円で販売されていた」というのは事実
・本物を示す証明書とは?→参考サイト
「本物の証しである証明書やバンクシー本人のサイン入りの作品であることを明記しており、安心して作品を購入することができます。」
・バクシーの作品が版画として販売されることもある、という「基本的なこと」ながら、美術にうとい私には単に「壁に描く作家」ではなかったという初耳の話題でした。