2024/10/6
Q.なぜロシアの哨戒機が日本を領空侵犯したのか?
A.小泉 悠氏「毎年、中露で宗谷海峡を航行し北極を目指していて、同行していたロシア機だと思う。で、ジグザグしたのか?と予想すると、おそらく米軍の原子力潜水艦が海面下にいると思って捜索していたら、いつの間にか領空侵犯してしまった、という程度ではないか?」
近藤氏「中露国交75周年なので、両国のそれぞれの部署で『目立つことをしよう』という動きがあった」
Q.ロシアに経済制裁は効いていないのでは?制裁に無関係の国が買っているので
A.小泉氏
たしかにロシア産原油は安いです。ただし、ロシア産を運搬する石油タンカーに対しては『保険が効きません』とか『一般的な方法では決済できません』という制裁があるので、1かゼロというものではないが、制裁が無い状態よりは効いているはず
Q.ウクライナの越境攻撃
A.小泉氏
「弾を作る工場を狙いたいが遠いので届かない」というのが本音。また、戦地に行っているウクライナ人はなかなか帰宅できないが、徴兵されていないウクライナ人は普通の生活をしている。この不公平感が問題になっている」
イスラエル対中東諸国
舛添氏「ハマスの襲撃で1500人殺されたイスラエルにとっては、ホロコーストを思い出されて、絶対に許さないという気持ちになっている。だから、アメリカだけでなくどこの国の言うことも聞かなくなっている」
宮家氏「イスラエルはやろうと思えばイランの石油施設や港湾施設を壊すことは容易。壊れれば日本に大きな影響が出る」
フィフィ氏「あれだけイスラエルがガザ、レバノン、シリアそしてイランなどあちこちに対しやっていると、アメリカは放置できない。すると他の地域がおろそかになって、中国が有利に。となると台湾有事が近い」
近藤氏「イランに対し中国は『なぜあれだけ攻撃をしたのか?そんなことを今すればトランプ氏が再選していまうではないか。せめて1か月は待った欲しかった』と言った」
小泉氏「たしかにアメリカ軍はウク・イスラエルに武器供与をしているので弾数が減ったのは事実だが、切迫するような状況ではない」
日本男児が中国で殺された事件
竹田氏「渡航に関する情報を出していない外務省の怠慢だ」
宮家氏「日本と中国は水面下で交渉をしているはずです。ただし、中国政府が『日本人がターゲットでした』といえば外交問題になる。他方『中国経済が悪いのでその不満から事件を起こしたと中国政府が言えば、中国国内での不満が高まる』中国はいずれも言えないから、日本に対ししても返答してこないのだろうと思う」
アメリカ大統領選
舛添氏「今、大統領選で民主と共和で国民が2つに分かれているように見えるが、元々アメリカはそういう国で、北と南は以前から分かれていた。だからあのリンカーンは「人民の」という名言を残す以前に、『今こそ一つになりましょう』と言っていた。それに多くの人が戦死した争いが南北戦争で、それだけ根深い」
精神科医師の方「男性は60才を超えると急激に男性ホルモンが低下します。その結果、やる気を失う人が増え、その結果、一日中誰とも話さない機会が増えて認知症になりやすくなります。実際、年に200人の程の脳のレントゲンを見ますが(その年代の人は)脳が委縮した人多くみられます。ですので、男性ホルモンを増やす必要があります。あくまでも一例ですが男性は異性と会話をすることで男性ホルモンが増える傾向があるので、夜のお店で女性と会話をするのも良いかもしれません。」
「以前、解剖の仕事をしていた時期があったのですが、死因はガンではないのに開いてみると実際にはガンに罹患していた人が多かったです。ただ、ガンで死んだわけではないので、ご本人もガンで死んだとは思わず亡くなられた人が多いと思いますし、ある程度の年齢になると体のどこにガンができている人は多いと思う、ただそれが病気として現れればガンと認識できるが、そのように現れない場合もある。ですから、私は『病気というものを恐れる必要はなく、症状が出たら対処すれば良い、と思っています』」
別の医師の方「過度のお酒はダメ、タバコはダメと言われるとストレスがたまる人がいますが、海外ではタバコもお酒も適度に楽しんでいる人の方が長生きした、というデータがあります。日本のようにお酒もタバコもダメ、と言い切ってしまうとストレスがたまって、それによる病気にかかる人がいるように私は思う。あくまでも適量なら良いのではないでしょうか?」
別の医師の方「コロナのワクチンを打つべきか?打たないべきか?それを医師や病院が言い切ることはできない。なぜなら訴訟問題に発展するから」と。
そして医師の方はじめ複数コメンテーターのご意見で多かったのが
・打つ打たないは個人の自由
・打った人が打たない人を攻撃、打たない人が打つ人を攻撃するのはやめましょう。個人の自由なので
と言われていました。
コメンテーター皆さんのご意見を「私なりに」まとめると
・斎藤知事擁護派と反対派とで意見が真っ二つに割れ、それぞれが主張していることが発端
・そもそも百条委員会の結論が出ていないので、擁護派・反対派双方の意見に根拠はない。それぞれの一部が「自分達の内容の方があたかも真実」と発信している
Q.オールドメディアは百条委員会の一部の議論について報道しないのはなぜか?同様に、なぜメディアは全容を報道しないのか?
A.従来からあるメディア、新聞・テレビは「裏どりがないものは書かない、放送しないが基本」である以上、放送できる部分が限定されているのが実状。
他方、それら以外のメディア(SNS)などはそういう縛りがないので自由に報道している一面があるが、前述の通り「証拠がない物語(ナラティブ)が独り歩きしやすい」
・PR会社の責任論も擁護派と反対派で意見が分かれている。
・知事反対派は「職員の自死」を尊重している傾向がある
・知事擁護派は「以前の兵庫県知事が長期に在任した結果、兵庫県民の中には当時の知事に対し不満を持つ人が増え、その結果、前知事の後継者vs斎藤氏との選挙では斎藤氏が勝利。その斎藤氏ならば諸問題が多かった兵庫県を変えてくれるという期待を受け、知事として奮闘していたのに議会によって失職させられた」という思いが強い人が多い傾向。
・「自死した職員の書類を公開しないのはおかしい」という人達がいるが、これも混乱の素。
・結局、証拠・原因が明らかになっていない状態なので、「知事が悪い」「知事は悪くないのではないか?」という二分した意見に。
2025/1/12 印象に残ったコメントのみ
ホンダと日産の統合について
※あくまでも番組内のコメンテーターの意見であり正論とは言い切れません。
「結局、電気自動車に舵を切り過ぎた。とくに日産は電気自動車の研究を長年していたが、海外勢に抜かれただけでなく、世界世論として『電気自動車ではダメだ。これからはハイブリッド車だ』という流れに最近ではなってしまっていた。電気自動車は開発にものすごいコストがかかるし、いざ販売しても値段が高い。一方、トヨタの社長の判断が良かったのは『これまでガソリン車の部品を手掛けていた下請け企業が多くいるので、彼らの雇用を維持するためにも、わが社はハイブリッド車を中心に行く』と宣言し実行していた。結果として、その判断が正しかったというのが今の流れ。ですから、電気自動車が主体の日産と合併したとしてもホンダにはメリットはない」
Q.そもそもオウム真理教に興味を持たれたのは?
A.学生時代にヤマギシ会に入っていて、集団共助をしていたオウムに興味を持ったから。
・勤めていた大学の学生をオウムに勧誘していた、という週刊誌報道があったが、名誉棄損により島田氏が勝訴。
Q.オウム真理教のイメージ
A.まず麻原は非常に頭が良かった。また、幹部は優秀な人間が多かった。有名大学の人間がなぜ安易にこの教団に入信したのか?といえば、おそらくですが「(当時の世相を考慮すれば学生生活で)寂しいと感じていた学生が多かった」のでしょう。
Q.なぜオウムはポアを始めたのか?
A.教団内の人間が交通死亡事故を起こした。起こした人間が脱退しようとしたが、事故のことを知った麻原は別の部下に「殺害を命じた」。これがポアの始まり。
坂本弁護士一家殺害事件
・信者の脱退を支援していた弁護士
・神奈川県警から見れば坂本氏が務める事務所を「左翼弁護士事務所」とみなしていた。
・事件発生後、オウム真理教のバッジが落ちていた。
・その証拠があったにも関わらず、坂本氏の母いわく「警察がなかなか捜査に入ってくれない」と不満を言っていた
・のちにわかったことだが、平素から神奈川県警と不仲だった「左翼弁護士」が殺害された事件ということで、警察が動かなった。
(登山家・野口氏)Q.もし警察が早々に動いていたら
(島田氏)A.サリン事件は起きていなかったかもしれませんね
野口健氏「実は東京都が尖閣を買う、という話になった時、石原都知事から僕に電話があり『君は冒険家だろ?』と言われ
『そうです』と応えたら、
『東京都が尖閣を買うから、真っ先に君が登れ』と言われた。
『どうするのですか?』
『船が停泊できる港をつくるから』
で、色々なプランが用意されていて、尖閣諸島には尖閣モグラといった(3つぐらい)希少な動物が多いので、複数の学者を多く滞在させ研究させるというプランまであった。
先ほど、竹田さんが言われたように『尖閣を東京都が買った』場合の方が良かったと思う。なぜなぜ中国が日本政府に不満を言ってきても『東京都が買ったので、我々政府が言えることはない』と反論できたから。そこまで石原都知事は考えていたと思う。
(管理人の補足:ですから民主党政権が尖閣を買ったのは間違いだった)
田嶋氏「そんなに日中でもめているのなら、尖閣を日中で分ければいいじゃん。魚も分けて」
野口氏「中国は絶対に(島を)盗りに来ますよ」
竹田氏「いや、覇権主義の中国は魚が欲しいのではなく島が欲しいのです」
田「わかってるよ、そんなこと」