今日、着任した新知事が「良心にもとるような行為はしない・・・」と幹部職員に挨拶
もとる=悖る、と書き「(道理などに)そむく、さからう」という意味で、普通の人なら「良心にそむくような行為・・・」と言うでしょう。
知事にしろ、政治家そして官僚と呼ばれる人達はどうも「難しい言葉」を使いたがります。使った方が「頭が良さそうに」見えるからでしょう、たぶん。
もちろん、「官僚や政治家の言っている言葉は全部わかる」という賢い方もいるでしょう。
しかし国民や県民にわかりやすい言葉で説明するのも、選挙で選ばれた政治家の仕事・責務だと思います。
一方、わかりづらい説明書を読むと「書いた人(メーカー)は”わざと”読みにくくしているのか」と思ったり、専門用語で話したがる人を見ると「わからない用語はその都度、聞いてもいいのか?・・・話が長くなる」と思ったりもします
自分にとって慣れた言葉が、世間一般に通用する言葉なのかどうか。
単に、「他人に偉そうに見せようとするために難解な言葉を使う」のは、人としてどうかと。
一方、頭の良い人は「要点だけをわかりやすい言葉でコンパクトに説明できる人」だと思います。