羽鳥慎一モーニングショーの玉川氏の「安田氏は英雄だ」に対し持論

安田さん解放に「英雄として迎えないでどうする」 テレ朝・玉川徹氏、「自己責任論」を批判・J-castニュース

https://www.j-cast.com/2018/10/24341971.html

ここでは安田氏ではなく、玉川氏の発言に対する私の考えを書きます。


玉川氏「民主主義といっても国や企業で権力を持っている人たちは、自分達の都合のいいようにやって隠したいんですよ。隠されているものを暴かない限り、私たち国民は正確なジャッジができないんです。」

私「全否定はしないが、国や企業の上層部が隠し事をしている、という見方は玉川氏の偏見ではないでしょうか?まじめに社長業をやっている人や政治家までもが裏では悪いことをしている、だから暴く必要があるというのは乱暴」


玉「フリーのジャーナリストは命を懸けてやっているんです。一番危ないところに行かれているんですよ、安田さんは。そういう人を守らないでどうするんだ」

私「新聞社やテレビ局に属して、会社の指示で危ないところ(日本政府が渡航を禁止または自粛を求めている国)に行っているのなら、守る必要があるとは思いますが、個人の意志で行っている人まで国が守る必要があるのでしょうか?個人の自由を国が制限できないのなら、国にも活動限界があります」


玉「民主主義が大事だと思っている国民であれば、民主主義を守るために色んなものを暴こうとしている人たちを『英雄』として迎えないでどうするんですか」

私「なぜ、ここに民主主義とか、それを守るために暴こうとしている記者がいる、という話になるのか理解不能。彼は真実を知りたくて、それを日本にニュースとして流したいから渡航しただけでは?民主主義とは無関係だと思いますし、仮に安田氏が民主主義を尊重する人だったら、日本政府や国民に迷惑をかけるかもと思って渡航しない可能性があったのでは?」


玉「何ですか自己責任論って。国に迷惑かけたって何ですか。その人たちは民主主義がいらないんですか。僕は敬意をもって迎えるべきだと思います」

私「充分、迷惑をかけています。身代金がなかったとしても、救出活動のために政府が人件費など多額の税金と時間を費やしたのは事実。」


総評

・玉川氏の言う「民主主義第一主義」という考えを受け入れるとしたら、「民主主義を守るため」という前提があれば、多少、周囲の人や日本政府に迷惑をかけてもかまわない、という論法になります。

私は「それは違う」と思います。

理由その1

・この記者が危険な国で取材することが民主主義を守ることにつながる、という玉川氏の理論を日本国民の大多数が理解できるとは思えないから。命をかけてまで取材をする=ヒーロー=民主主義を貫く、この式が仮に正しいのなら日本国内の「未解決事件」、「ニュースの真相(沖縄県や原発のある県に見られる、新聞の記事と地元民との意見の相違など)」を取材してくれた方が私は「ヒーロー的な記者」と思います。

 

理由その2

・海外で起こっている真実が知りたい気持ちはわかります。ただ、その国ごとに文化風習、宗教、民族が異なるので、情報を断片的に知ったところで、その国の政府あるいは反政府組織の考えに対し安易に「賛成だ」「反対だ」というのは難しいと思います。つまり、長年住んでみてはじめて見える真実があると思うので、数人の日本人記者が渡航し取材しその情報を我々が聞いたとしても、「わかったつもり」になるだけで、「実情を分かっている人」はその国の出身者や●●大学の●●教授といった、その周辺国も含めて日々研究をしている人ぐらいではないでしょうか?

 

理由その3

・玉川氏はテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」の解説委員(ディレクター)でありタレントではありません。テレビ局や新聞社というのは「民間企業の提供」のうえで仕事ができています。それにも関わらず、「国や企業で権力を持っている人たちは、自分達の都合のいいようにやって隠したいんですよ」と発言している時点でアウトです。

「特定の企業名を出さないから良い」のではなく、「民間企業にも隠ぺい体質があって当たり前だ」ということをテレビを通じて発言した玉川氏はテレビ局の人間としてはアウト、だと私は言いたい

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