瀬戸内市の刀・山鳥毛の購入で市民が二分する

2020/3/22 追記

山鳥毛を5億で売った、ある個人。それを買った 瀬戸内市。どちらも悪者に狙っているかも。

つまり、収支で6億の黒字になることのある自治体が3/22、5億円の買い物をしたらしいです。いくら寄付(他人の援助)による購入とはいえ身の丈に合っていないし、そもそも箱物に依存した観光は時代にミスマッチでは?

 


2020/1/27 追記

目標額5億円+α

が達成されたそうです。実際には8億円が集まり、そこから経費を引いたその「目標額」を満たしたそうです。

 

どうすることもできませんが、「税金ではなく寄付金で購入するから」という瀬戸内市長の主導で計画が進められてしまい、瀬戸内市民に賛成・反対を言える機会を与えられなかったのは問題だと思います。

その山鳥毛プロジェクトを運営したのは公務員です。彼らは税金で雇用されています。ですので「刀の購入、募金集めに瀬戸内市民の税金が使われたこと」は忘れてはいけないと思います。

 


※以降は過去の投稿です

 

個人的な意見

刀の所有者が「急がなくても良い」という一言で、公費ではなく寄付金のみでの購入に方針転換。

推測ですが、購入反対運動の声が予想以上に多いと刀の所有者が思われたのでしょう。

ですが、問題はそこではないと思います。

「刀が瀬戸内市にとって必要なものかどうか、また、購入後、市単独で維持管理できるものなのか?」です。

 

私は以前から言っています。「身の丈にあった買い物を。無理な買い物をすれば、必ず苦労する。それは個人はもちろん市であっても」

 

さらに「刀を観光資源にしても、費用対効果は得られない。ハコモノ観光は今の時代、終えんです。現在の刀剣博物館の現状維持がベスト」だと思います。

 

2019/11/21付
備前刀「山鳥毛」購入 瀬戸内市、調達目標下げ・日経新聞

(記事はリンク切れ)

国宝の備前刀「山鳥毛」を購入するための寄付 目標額の約6億円から展示施設の改修費を外す方針 岡山・瀬戸内市・瀬戸内海放送
(記事はリンク切れ)

 


2019/3/6 山鳥毛購入 公費投入撤回へ 瀬戸内市が議会に伝える・山陽新聞

(記事はリンク切れ)

抜粋

ふるさと納税などによる寄付で計6億円の資金を賄う従来方針に戻す・・・武久顕也市長によると、資金調達に苦戦する市の状況を考慮した岡山県内の個人所有者から5日、「寄付で資金が集まるまで待つ」との申し入れがあり、4月を目標としていた売買契約を急ぐ必要がなくなった


3/5  「山鳥毛購入して」住民が嘆願書・NHKニュース

(記事はリンク切れ)

抜粋

「山鳥毛里帰り応援団」で、メンバー4人が瀬戸内市役所を訪れ、市議会の原野健一議長に嘆願書を提出・・・住民グループは「資金だけの議論ではなく、将来を見据えた良識ある判断で是非とも購入してほしい」などと訴えています。


2/26 国宝の刀「山鳥毛」購入に反対するグループが署名を提出 岡山・Yahooニュース

(記事はリンク切れ)

抜粋

署名を提出したのは「山鳥毛の購入に疑問を呈する会」のメンバーです。購入に反対する2137人の署名を集め、瀬戸内市議会の原野健一議長に手渡しました。


2/14 上杉謙信の刀に公費、市長が説明岡山・瀬戸内、費用足りず基金で・共同通信

https://newspicks.com/news/3673490?ref=index

抜粋

武久市長はふるさと納税で集めようとした刀の購入費用5億円に届かない差額分を、自治体の貯金に当たる財政調整基金で補う方針について説明


2019/1/9 瀬戸内市が買いたい刀の目標額は6億ですが実際は

 

国宝「山鳥毛」里帰りなるか 瀬戸内市、 調達目標額は6億円・山陽新聞

(記事はリンク切れ)

抜粋

瀬戸内市は国宝の備前刀「太刀 無銘一文字・山鳥毛(さんちょうもう)」の購入を目指し、ふるさと納税による資金調達やPR活動に取り組んでいる。購入費5億円と保管施設整備費1億円の計6億円のうち、6日までに寄せられたのは約1億6千万円。最終期限の3月末までに目標額を。

瀬戸内市は平安後期から優れた刀匠を輩出し「日本刀の聖地」と称される備前長船を市域に抱える。国宝に指定されている日本刀111振りのうち、47振りが長船を中心とする備前で打たれたものだ。

中でも山鳥毛は、備前刀の大流派・福岡一文字派が生んだ鎌倉時代中期の名刀で、上杉謙信らが愛用。現在は岡山県内の個人が所有。

企業版ふるさと納税は3月末まで、個人から募るCF型は1月末まで。期限が迫る中、武久市長は「次なる“矢”も検討している。とにかく(購入を)諦めない」と力を込める。

購入に反対する市民からは「わがまちには分不相応。他にやるべきことがたくさんある」「維持管理費を試算して示すべき」との声も。

こうした意見を考慮し、市は購入に公費は投入せず、全て寄付で賄うことを決め、要望があれば市長らが直接出向き、意義などを説明する出前講座を開いている。


 

私見

抜粋の赤字の通り、目標の約4分の1です。個人向けは1月いっぱい、最終期限は3月末。

市長ほか賛成派の方には大変、申し訳ありませんが、集まりそうにないですね。

 

分相応という言葉があります。

歳入から歳出を引いた差額が毎年100億位のある自治体なら「よし、買おう」と目標を持ってもよいかと思いますが、瀬戸内市の場合

広報せとうち平成30(2018)年12月号(第169号)のページ内の

 

平成29年度瀬戸内市会計決算(2~3ページ)(PDF:2.9MB)

に書かれているとおり「6億4、646万円が実質的な黒字となりました」という自治体です。いくら、刀の購入には寄付を充てるとはいえ、維持管理費には税金を充てざるを得ません。

 

持論ですが、目標をかかげる場合「その人、その自治体の身分や能力にふさわしいこと」が望ましいと思います。

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