国宝「山鳥毛」里帰りなるか 瀬戸内市、 調達目標額は6億円・山陽新聞

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抜粋

瀬戸内市は国宝の備前刀「太刀 無銘一文字・山鳥毛(さんちょうもう)」の購入を目指し、ふるさと納税による資金調達やPR活動に取り組んでいる。購入費5億円と保管施設整備費1億円の計6億円のうち、6日までに寄せられたのは約1億6千万円。最終期限の3月末までに目標額を。

瀬戸内市は平安後期から優れた刀匠を輩出し「日本刀の聖地」と称される備前長船を市域に抱える。国宝に指定されている日本刀111振りのうち、47振りが長船を中心とする備前で打たれたものだ。

中でも山鳥毛は、備前刀の大流派・福岡一文字派が生んだ鎌倉時代中期の名刀で、上杉謙信らが愛用。現在は岡山県内の個人が所有。

企業版ふるさと納税は3月末まで、個人から募るCF型は1月末まで。期限が迫る中、武久市長は「次なる“矢”も検討している。とにかく(購入を)諦めない」と力を込める。

購入に反対する市民からは「わがまちには分不相応。他にやるべきことがたくさんある」「維持管理費を試算して示すべき」との声も。

こうした意見を考慮し、市は購入に公費は投入せず、全て寄付で賄うことを決め、要望があれば市長らが直接出向き、意義などを説明する出前講座を開いている。


 

私見

抜粋の赤字の通り、目標の約4分の1です。個人向けは1月いっぱい、最終期限は3月末。

市長ほか賛成派の方には大変、申し訳ありませんが、集まりそうにないですね。

 

分相応という言葉があります。

歳入から歳出を引いた差額が毎年100億位のある自治体なら「よし、買おう」と目標を持ってもよいかと思いますが、瀬戸内市の場合

広報せとうち平成30(2018)年12月号(第169号)のページ内の

 

平成29年度瀬戸内市会計決算(2~3ページ)(PDF:2.9MB)

に書かれているとおり「6億4、646万円が実質的な黒字となりました」という自治体です。いくら、刀の購入には寄付を充てるとはいえ、維持管理費には税金を充てざるを得ません。

 

持論ですが、目標をかかげる場合「その人、その自治体の身分や能力にふさわしいこと」が望ましいと思います。