沖縄知事選は9/30。それ以前とはいえ翁長氏夫人の回顧録を掲載
「翁長雄志は命がけでした」 妻樹子さんが語る壮絶な最期・沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/307620
私見
翁長氏が病状でご苦労されたことはわかっておりますし、奥様が病床の翁長氏についてコメントを出し、記事にされるのは一向にかまいません。
ですが、知事選は9/13告示、9/30投開票です。
9/1の紙面に記事を出されたのは、いかがなものか?と思います。
その記事を読むと、ほとんどの方が「翁長氏はよく頑張った」と思うでしょう。
その結果、「よし、1票をいれてやろう」という同情票につながったとしたら、これは問題だと思います。
法律の勉強をしていないので詳しくは知りませんが、テレビや新聞社などマスコミが「A氏に入れましょう、B氏には入れないで」とあからさまにコメントを言ったら、すぐにアウトですが、
今回のように直接的な表現ではないにしても、この記事を読んで翁長氏の気持ちにうたれ、「今回は翁長氏の後継候補に1票を入れてやろう」と思う人がいた場合、新聞社が紙面を使って投票行動に影響を与えた、というのは紛れもなく事実、ということになります。
ただ、その記事の掲載日が「選挙の告示後ではない」=公職選挙法違反ではない、ただそれだけなのです。
あとは、読者の方、個々にご判断下さい。
今回のことが町内や中小企業の新聞ならとやかく言いませんが、沖縄を代表するメディアのこの行いが正常かどうかを。