今わかっていること
・消臭スプレー缶120本を昼間から従業員が手分けをして中身を散布して、空にしようとしていた
・なぜ、缶を空にしようとしていたのか?
同系列他店の元従業員の証言(テレビから)
新規のお客に部屋を貸す際に、『入居の前に消臭スプレーをまく必要があれば、オプション料金でまきますよ』と言って、お客からはお金を頂いているのに、スプレーの噴霧を忘れる機会が多く、本部に『消臭作業をした』という証明のためには「空のスプレー缶が必要だった」という。今回の店舗でも同様だったと推測されます(料金:間取りによっては10800円)
簡単にいえば「新品の消臭剤が在庫に残ると、帳簿が狂うから」の模様。
・本来は屋外で噴霧すべき。
ただTV取材によれば、近所の女性の目撃証言では「昼間、今回のアパマンショップのそばを通ったら、従業員がスプレーをまき散らしていて、そばを通っただけで目がチカチカした」とのこと。近所の目を察した店長は店内でやることに。なお、屋外で「大量の薬品などを噴霧する」場合は、犯罪または罰則になる可能性があります。
・一般家庭では?
中身を使い切ってから廃棄。さらに自治体によっては「穴を開ける必要もあり」、その理由はゴミ収集車の中で爆発火災する可能性があるから。使い切れない場合の廃棄は自治体に問い合わせを。
・ただ、普通にスプレー缶の注意書きを読んでいる人なら「火気厳禁」は当然でしょうし、120本も中身が残ったスプレーを屋外や屋内で「噴霧することで廃棄すること自体が間違い」。
今回の消臭スプレー缶は該当しないかもしれませんが、気体は気温によって液体や固体になる物質もあります。屋内なら、「汚れた空気を自分達で吸うだけでなく、結局は今回のような爆発事故を起こしたので、その代償および弁償は相当、大きい」と思われます。
ですので、缶やプラボトルの空気やソファなどに噴霧するスプレー式の消臭剤は裏面の説明書を読むことと、個人的には乳幼児のいるご家庭ではオススメしませんし、私は一度も使ったことがありません。
車の中では固形タイプ、トイレではタンクの上や中で水に混ぜるタイプしか使いません。匂いと空気に薬品が混ざるのが苦手なので。
札幌市 スプレー缶のごみ出し
http://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/spray.html
・ 「スプレー缶・カセットボンベ」は、無料で収集します。「燃やせるごみ」と同じ日に、中身を使い切って、穴をあけないで、指定ごみ袋と別の透明または半透明の袋に入れて収集日の朝、8時30分までにごみステーションに出してください。
・スプレー缶やカセットボンベなどに残っていたガスが原因となり、ごみ収集車の火災が発生しています。
車両の火災は、収集作業に遅れが出るだけでなく、約1,400万円以上もするごみ収集車が廃車となる場合があるほか、一歩間違えると、収集作業員の命に関わる危険もあります