岡山は災害が少ない?

最終更新日 2024年6月30日

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岡山県で生まれ、岡山県で生活している私の経験を中心に記事に書きます。なお、災害の詳細は下記のリンクをご覧下さい。

まず結論を先に書くと「小規模の災害(地震、浸水)はこれまであったものの、先日の豪雨災害(2018年)が過去最大レベルで、これほど甚大な災害はなかったので、岡山は災害が少ないと思っている人が多かった」と思われます。


 

手短に箇条書きにしますと

・地震:これまで一番揺れが大きかったのは1995年の阪神大震災の時、次いで2000年鳥取県西部地震でした。どちらも揺れが大きかったものの、県内が大混乱というのはありませんでした。なお、震度1~3はたまにありますが、岡山県内を震源とした地震は少ないと思います。

 

・台風:影響を受けやすいのは農家(果物の落下や稲作の不作)と、沿岸地域、河川地域の県民で床下・床上がたまにあります。なお、岡山県内にはガードレールのない農業用水路が非常に多いため、大雨時の移動は要注意です。また、長雨になると水があふれたり土砂災害にあうこともあります。海抜が低いエリアや土砂災害になりやすいエリアは決まっていますし、自治体によっては「ここは海抜●mです」という立札を道路沿いに見かけることがあります。

 

・豪雨:2018年7月6日前後に起き、死亡の方が61名、2100棟が全壊となった倉敷市真備町、そのほかにも総社市の爆発事故と豪雨被害、新見、高梁、岡山など県内各地で被害を受けました。これほどの期間、長雨が続いたのは過去最長(降水量)だったと思います。

鉄道や道路は土砂崩れなどが要因ですが、全壊や床上浸水などの被害は河川の決壊です。今までの大雨では決壊しなかったので河川の関係者はこれまでは「大丈夫」と判断していたのだろうと思われます。

 

8/6 追記

岡山県内・数字はおよそ 全壊4100、半壊1700、一部損壊510、床上・床下浸水10600

西日本豪雨1カ月 鎮魂の祈り 真備など生活再建へ支援急務・山陽新聞

(記事はリンク切れ)

 

 

 

・これから新築、あるいは岡山に移住を予定されている方は、国交省提供の「重ねるハザードマップ」を事前にご覧頂いた方が宜しいかもしれません。

https://disaportal.gsi.go.jp/

 

・その他 ※天候以外の余談も含め

雪:県北は多いです。

天候:県北は雪なのに県南では晴れといった異なる場合があります。山陰出身の知人によると「岡山は晴れの日が多い」とのことでした。

道路:主要道路の道幅は充分ですが、岡山市内でも市道になると狭い箇所がありますし、県北では県道でも険しい道があります。あくまでも私のイメージですが軽4を運転している方が多そうです。

病院:主に県南ですが、なぜか病院の数が多いです。推測になりますが岡山大学医学部の存在が要因かもしれません。

学校:小中学校は統廃合によって減少傾向。一方で、高校や大学の数は標準もしくは多い方かもしれません。ただし、野球やサッカーといったスポーツの強い学校は少ないかもしれません


・おかやま防災ナビ 岡山県総務部危機管理課

http://kikikanri.pref.okayama.jp/gcon/bo33gnsaigai.html

 

・岡山移住ガイド

https://www.岡山移住ガイド.jp/house/disaster.html



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投稿日 2018年7月31日
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