備前市のアルファビゼンの電線盗難事件、迷宮入りか?

最終更新日 2024年10月16日

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備前市にある旧店舗アルファビゼン(アルファ備前)で起こった電線盗難事件が迷宮入りとなるまでを書いた記事です

 

2018/5/27 追記


備前の電線窃盗事件不起訴は相当 岡山検察審査会が区検処分で議決

http://www.sanyonews.jp/article/721396/1/

備前市は「捜査機関には時効が確定するまで捜査の継続を求めるとともに、市としても情報提供を呼び掛けるなど最後まで努力したい」


2018/3/28 追記

田原市長は検察審査会に審査を申し立てる予定とのこと。ここまで長引くと、犯人よりも「謎」解明のために、何かしらの情報が得られると良いのですが。

備前市の告訴、不起訴処分に 旧アルファビゼンの電線盗難

http://www.sanyonews.jp/article/690046/1/


2017/10/6 追記

もう迷宮入りで警察の介入はありませんが、責任の所在を明確にしようとする動きが・・・

電線盗難で備前市長が監査要求 当時の市の管理監督責任問う

http://www.sanyonews.jp/article/573831/1/


2017/4/15 追記

備前市長 田原氏が初当選 三つどもえの激戦制す 山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/514749/1/

158票差という僅差で、田原氏が現職の吉村氏を破ったそうです。

当日有権者数は3万493人。

投票率は 61.07%。

「僅差」。

選挙に参加していなかった人の中で「現職支持派」だったら「選挙に参加しておけば」という結果だったでしょうし、

選挙不参加で「現職反対派」だったら、「ギリギリで勝利」ということで、賛成反対問わず、選挙に参加することの必要性が伝わる結果だったと思われます。

※これより下の内容は2016/11/15に投稿したものです。

「電線盗難」で百条委 岡山・備前市が初の設置「現在の混迷 看過できない」 産経新聞

http://www.sankei.com/west/news/160822/wst1608220083-n1.html

旧商業施設問題で市長を証人喚問 備前市議会百条委 山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/446428/1/

2つの記事から、抜粋すると

 

■経過

 

平成14年に閉鎖した商業ビル・アルファビゼン。

平成17年に備前市がビルを5550万円で取得。当時の市長は購入するつもりはなかったが、吉村武司氏(現・備前市長)と氏が経営する自動車学校の同額の寄付金により、備前市が購入。

平成20年4月に備前市がNPO法人にビルを賃貸。

平成21(2009)年 野菜工場がNPO法人から借りてビルに入居。寄付金を吉村氏に返還。

平成23(2011)年3月にNPO法人が解散と同時に退去。NPOの解散を理由に野菜工場も退去を市から求められる。

平成23(2011)年6月に備前市がビル内を点検すると、ビル内の配電線16トン分が紛失していることが発覚。時期は不明ですが、備前市は160万円の損害として警察に届ける。

平成25年4月 市長選で吉村武司氏が当選。

平成27年5月 吉村市長は議会にて同ビルを市庁舎の移転候補に挙げる

平成27年9月には窃盗罪でも告訴。

- 現在 -

平成29年1月には事件の時効が成立する予定(編集時の日付で、現在は時効が成立しています)。


■問題点や気になる点

・犯人は捕まっていない。

・野菜工場の運営会社の社長が、現在の備前市長である吉村武司氏(当時)である点。

・ビル内の配電線を16トン分を盗むには「手間と時間が必要」。それに加え、NPO法人が退去する前に盗まれたのか?退去した後に盗まれたのか?は現時点では不明。

・16トン分を盗んだ業者は、どこかの金属業者に売却したと思われるので、備前市内の業者を中心に再捜査すべき。ただ「小分けで売却した」としたら捜査は難しい。

・百条委員会は「当時の入居者であった野菜工場の代表者であった現・市長」に盗難があったのかどうかを尋ねたものの、市長は「退去後に盗難を知った」と返答。

・同ビルについて、吉村市長が市長になる前からつながっている点。

 

一部参考

wikipedia

 


関連記事

2021年4月に当選した備前市長の陣営が選挙ハガキの推薦人に無断で知事の名を

2021.6.1 山陽新聞 備前市長選無効の申し立てを却下 市選管、住民団体に通知

https://www.sanyonews.jp/article/1136378

ネットでは会員向け記事なので内容は非公開。紙面から抜粋すると

「当選した市長の団体が、選挙ハガキの推薦人欄に岡山県知事の名前を『無断で』記載していた」とのこと。それを理由に落選した候補の団体は「選挙は無効」と訴えたものの却下された模様。

 

私見

却下は仕方がないでしょう。しかし、知事の名前を「無断」で推薦人欄に記載して、「わが候補をお願いします」というハガキを送るという手法は、マズイのではないでしょうか?

念のために書きますが、私は落ちた前市長とも、当選した現市長とも「一切関係ありません」。

単に「道徳的」に気になったので取り上げた、岡山県民です。



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投稿日 2018年5月27日
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