ゴーン氏の罰金は1000万円で終わり?

最終更新日 2021年2月23日

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有価証券報告書の虚偽記載疑いの日産の会長・カルロス・ゴーン容疑者。もし、刑罰が課せられたら、と思って調べたら

 

金融商品取引法の両罰規定・時事ドットコムニュース


(記事はリンク切れ)

・虚偽記載の法定刑は、個人の場合は懲役10年以下または1000万円以下の罰金で、両方が科されることも

・代表者や社員が業務に関し違法行為を行った場合、両罰規定により、法人には7億円以下の罰金が科される


私見

「え、1千万円で終わり。ゴーンさんなら楽勝じゃん」と思いました。これに懲役刑もあれば感想は変わりますが、億単位という私の想像を超える金額の事件なので、1千万という大金ですら安いと錯覚しました。

 

何はともあれ、ゴーンさんの罪が事実なら「過去に2万人以上の従業員をクビにしておきながら、自分は会社にバレないように姑息(こそく)な方法で、あるいはワンマンならではの強引なやり方で自分の貯蓄を増やしていた」と思うと、

 

セコイ、それに人間の生き方としてどうなのか?

いくら自分に才能があるからといって多くの社員の人生を狂わせた男が、平然と優位な立場で仕事をしつつ会社のお金を私的に流用していた、ということに腹が立ちます。

 

ゴーン氏は世界に6ヵ所の住まい(*A)があり、それらの購入にも日産のお金が使われていたそうで、仮に裁判で「自宅は、各国の取引先の人を招いて懇親会を開く場所だった」と証言した場合は「会社のお金で買った家」とはいえ、罪は軽いもしくは無罪となる可能性があるそうです

 

 

*A 東京、ブラジル、レバノン、オランダ、フランス、アメリカ(ニューヨーク)という噂です

 

ただしレバノンの家は「日産自動車、ルノー、三菱自動車」いずれの企業とも全く関係のない国なので、確実に「自分のための家を会社のお金で買った」と言えるでしょう。

 

それと、やっかいなのが「フランス系ルノー」と「日産」の関係。

今は日産の方がルノーより業績が良いらしいので、提携を解除されて困るのはルノーとルノーの株主でもあるフランス政府で、政府は従業員の雇用を維持したい。(ルノーは過去にフランス国営の企業だったそうです)

 

推測ですが、ゴーン容疑者は日産と三菱をルノーへ吸収合併し、世界販売台数2位のフランス系車メーカー「新・ルノー」にするつもりだったのかもしれません。

今の業績でいえばルノー、三菱を吸収して「新・日産」になるのが普通ですが、ゴーン氏の目的は「新・ルノー」にすることで、フランスにおける自分の立場を優位にし、フランス経済界あるいは政界への介入をもくろんでいた可能性も考えられ、色々とお金が必要な政財界のために私財を増やしていたとも考えられますが、あくまでも推論で持論です。

 

これまではカリスマ社長、ゴーン氏と言われていましたが、ここまで落ちると正直、「なんやねん、ちっちゃい男や」という感想で、

 

むしろ、業績が悪化してもリストラ(*B)で一人も解雇せず、他の合理化で回復させた中小企業の社長の方が、よっぽどエライ社長だと私は思います。

 

*B リストラ:Restructuring、リストラクチャリング、再構築

※一部はテレビの報道を基に書きました



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投稿日 2018年11月22日
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