「絶対」という言葉の危うさ
絶対安全です
絶対合格させます
絶対やせます
・・・
と「絶対」という単語をよく見かけますが、
絶対の意味はご存知のとおり「どんなことがあっても」です。
日航ジャンボ機墜落事故の時のテレビや新聞の大騒ぎは今でも覚えていて、当時、子供だった私はこの事故をきっかけに
「飛行機が飛ぶことの疑問と同時に、落ちることもある」ということを知りました。
持論ですが、はるか昔に原発をはじめて開発した研究者たちの言う安全神話が当時の政治家や電力会社の人達に浸透したために、現在も原発が存在すると思います。そして飛行機同様、原発も「絶対安全」ではありませんでした。(ただし、きっかけは津波という天災でしたが)
一方で、「絶対安全とは言い切れないから、飛行機・電車・車には乗らない」という考えを持ってしまうと、これまた自分の行動に制限ができてしまうと思います。
私が言いたいのは
・「絶対」という言葉を安易に使う人間・企業は注意すべき
・「絶対安全」かどうかを日々確認しながらの生活は大変だと思う
・自然を相手に「絶対」という言葉は使えない
・「もしもの時」を想定し、企業なら安全対策、個人なら迂回ルートなど別の方法も考慮しておいた方が良いのではないでしょうか?